第33回
ハンセン病コ・メディカル
学術集会Leprosy co-medical academic meeting

~楽しいをずっと 喜びをもっと そしてこころ豊かに~

ワークショップのご案内

「入所者がこころ豊かに生き抜くために、今、私たちができること」
日時:令和3年11月12日(金)13:35~14:35

 ハンセン病療養所では高齢化、身体機能の低下、認知機能の低下を持つ入所者の割合が増えており、「人生の最終段階における医療」が求められています。それに伴い、入所者のリビングウィルやACP、ライフサポートの推進への取り組みがなされており、学術集会のテーマ及びワークショップのテーマとしました。入所者の看護・介護を担っており看護師・介護員の連携が必須なのは言うまでもなく、特に、入所者の直接ケアにかかる時間が長く・距離が近い看護師・介護員は入所者が最期までその人らしく生き抜くための最善は何か模索しています。また、居室での看取りの機会も増えてきており、「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」に沿った医療・ケアを職員が意識しながら実践することが課題です。

 そこで、今回のワークショップは、日々の入所者との関わりについて振り返る機会としたいと考えます。人生の最終段階にある入所者が発した言葉から、「入所者にとっての最善は何か」を感じ取り、看取りを経験した事例を共有し、さらに、「入所者の言葉の意味」「寄りそうとは、どういうことなのか」、皆さんとの「語り合い」を通して考えを深めることができればと考えます。ハンセン病後遺症に加え、壮絶な過去も抱えながら生き抜いている入所者が、人生最期の命の灯火がきえゆく瞬間まで、こころ豊かに自分らしく生き抜くこと、そして「最期は、ハンセン病療養所でよかった」と思ってもらえるような看護・介護を提供するにはどうしたら良いのか。入所者の人生(ライフヒストリー)の最期まで、共に時間(とき)を紡いでいることを生業としている自分自身を振り返る機会となり、何かひとつでも持ち帰っていただければ幸いです。

特別講演後、そのままワークショップに移ります。
ワークショップは、グループワークを企画しています